茨城県の個性を、「デザイン」と「旅」の視点から見る展覧会
<2021.6.8更新>6/21から営業を再開いたします。
<2021.5.25更新>5/29からの営業再開を見送らせていただき、当面の間休業とさせていただきます。最新情報はSNSにてご確認くださいませ。
<2021.3.17更新>6月27日(日)まで会期を延長させていただきます。
現代、日本中が都市化されていく中で、失われつつある「 その土地ごとの個性」。そこには、その土地に長く続く暮らしがあります。私たちは、その暮らしの大切さを確認するため、47都道府県を1県ずつ1冊に編集した、“読む” 観光ガイド「d design travel」を制作しています。本展覧会は、その29県目にあたる『茨城号』の発売を記念するものです。
関東平野の真ん中という恵まれた立地が、さまざまな“研究の場”をつくり、つくばだけに限らず、農業や漁業、工業や芸術、観光や町おこし……茨城は、“文化の多様性” に対応しながら、それぞれ地域ごとに変化してきたのでしょう。「まずやってみる」が当たり前で、都会的なセンスも持っている。日本の“みらい” を考えた活動の場であり、科学や技術の最前線。茨城は、全ての人類にとってのベースキャンプでもあり、みんなが暮らすこの“せかい” をつくる、「構成要素」とも言える場所でした。
この会場には、実際にその土地で使われている茨城県ならではの道具や日用品、工芸品、建築の一部などを、特別にお貸し出しいただき展示しています。展示品のほとんどが、編集部が取材中に出会ったもので、それら全てに、歴史と進化があり、知れば知るほど興味深く、その場所を構成するロングライフなものばかりです。展示品を通して、“実存する茨城県ならではのデザイン” を知っていただけたらと思います。そして、ぜひ、この展覧会と『茨城号』をきっかけに、茨城県、さらには、日本中を知り、「その土地ごとの個性」の大切さを感じてみてください。
最後に、本展覧会、および、本誌制作にご協力いただきました皆様すべてに、厚くお礼を申し上げます。
d design travel 編集長 神藤秀人
【展覧会会場限定の音声ガイダンスを特別公開中!】
特別公開|d design travel IBARAKI EXHIBITION 〈 音声ガイダンス 〉 → 視聴はこちら
鑑賞できます|d design travel IBARAKI EXHIBITION 〈 展示台映像付き 〉 → 視聴はこちら
通常は展覧会会場でしか聴けない音声ガイダンスを、D&DEPARTMENT公式YouTubeチャンネルにて特別に公開しています。d design travel 編集長の神藤秀人が、各展示台の見どころを、本誌制作にまつわる、裏話などを交えながら紹介。 『d design travel IBARAKI』とともに、ご自宅でも茨城の魅力をお楽しみいただけます。 → 視聴はこちら〈 展示台映像付き 〉
【神藤編集長が語り尽くす出版記念トークを全編公開中!】
d design travel IBARAKI ONLINE TALK 〈 3夜連続企画 〉として、d design travel 編集長の神藤秀人が、本誌には掲載しきれなかった茨城の魅力を、取材の裏話も交えて熱く語りました。
→ 〈 第1弾 〉 「水戸市」「ひたちなか市」「大洗町」編はこちら
→ 〈 第2弾 〉 「茨城町」「小美玉市」「笠間市」編はこちら
→ 〈 第3弾 〉 「那珂市」「城里町」「東海村」編はこちら