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長く続く「もの」や「こと」をわかりやすく学ぶ勉強会「d SCHOOL」。これまでにオーケストラや能、サンタクロースなど、知っているようでその本質は意外に知らない、様々なテーマで開催をしてきました。
そして今回のテーマは「タップダンス」です。世界を舞台に活躍するタップダンサー熊谷和徳さんが先生です。タップダンスは誰もが一度はテレビや映画で見たことがあるかもしれません。ですがその歴史や発祥、表現方法など知らないことだらけ。ナガオカケンメイが聞き手となって、わかりやすく「タップとは何か」を紐解きます。そして後半は目の前でのライブステージ。魂を揺さぶる熊谷さんのタップを感じます。
■聞き手 ナガオカケンメイより開催にあたって
人は何の道具も持たずに「自分」を表現出来るだろうか、と、考えたことがあります。例えば、パソコンやスマホがなくても自分がやっていることを伝えられるのか、とか。
カズさんのタップは、知識や前提がなくても感動してしまう。まず、笑顔で本当に嬉しそうにダンスしている。そして、全力でなにかを表現している。太鼓のような打楽器独特の太古の鼓動。何か自分の中のDNAに反応して、ドキドキする。これは実際に体験しないとわからない。素晴らしいテクニック、表現もあるけれど、心を揺さぶってもらえる。そんな気持ちになる。本当になる。
カズさんとの出逢いは音楽家のオノセイゲンさんと会食した際に居合わせた感じのほぼ偶然。物静かでとてもやらわかい雰囲気の人。そんなカズさんのステージとのギャップは、実はあるようでないと思う。生き方がシンプルなんだと思う。ステージのカズさんの秘めた情熱も、必然の表現も、カズさんらしく無駄がないように思う。
カズさんのタップダンスを初めてみると、きっと、まずはタップダンスのイメージが大きく変わると思う。それが情熱的かつ繊細な表現であることを改めて感じると思う。
最後に、世界で観るべきダンサー25人に選ばれたカズさんのタップ。見た人は、間違いなく幸せな気持ちになる。「この気持ちはなんだろう」と、きっと思う。僕が感じたように。