Plastic Products can be lifelong companions if you care for them.
プラスチック製品であっても、一生モノになり得ます。あなたが大切にすればね。
「Long Life Plastic Project」は、経年変化と、みんなでプラスチックを一生ものとして、使うプロジェクト。単なる商品としてではなく、プロジェクトとして参加してもらいたいという想いがあります。これを手にした人と、定期的な飲み会、お茶会などを、企画していきます。
マグカップ本体には、エンボスでメッセージを刻印。シリアルナンバーが入ったシールが貼られています。
Long Life Plastic Project 2023は、マスバランス方式によるバイオマスポリプロピレン100%を使用し、三井化学株式会社のプロジェクト"BePLAYER®"のロゴを刻印しています。
今、最も生活道具として関心を持つべき存在のプラスチック。地球環境の問題と直結する材料と廃棄の問題が前面にありますが、一方で、ものすごく私たちの生活で活躍する存在のプラスチックでもあり、もはや、悪い部分だけをみている私たち人間の意識の低さ、わがままさを変えて仲良い意識で共存したいものだと考え感じます。
そもそも柳宗理が日本民藝館の売店にステンレスボウルを取り扱わせたことが僕の「手仕事だけではない量産品の中に美を見出す」ことの意識の始まり。大量生産されるプラスチック製品の画期的さは、いつの間にか、地球温暖化とともに、使い捨ての象徴である彼らを悪者にし始めていますが、僕はここに漆器や陶器など工芸に見られる時間の経過からの「美」も、加えてみてはどうかと考えています。「ここに」と表記したのは「環境問題・便利さ」の中に「美」の視点、すなわち、民藝に通ずる物語を、です。
2021年からそうした意識で「一生使える(使おうと意識した)プラスチック製品を作り、みんなで使おう」という「ロングライフプラスチックプロジェクト(LLPP)」が始まり、その第2ステージが今回の「マスバランス方式によるバイオマスポリプロピレン100%のプラマグ」です。このバイオマス・・・・についても、一緒に勉強するように使っていきたい。プラスチックメーカーが今、何を考え、どんな手段で地球を思いやっているのかについて、2023年モデルをみんなで手に取りながら、使いながら、考えていきたいと作りました。
2年ごとに同じデザイン、サイズでプラマグを4色作る。それが今回の2023年モデル。カラーは全て「2023年流行色」の中からあえてD&DEPARTMENTのテーマである「普遍性」「ロングライフデザイン」の視点で選びました。どれも「地球」を意識したものです。特におすすめなのは「d design travel」の選定項目の「カフェ」のアイコンをイメージした「レビューレッド」。アイコンが紙面から飛び出してきたような、旅を想像させるdらしいカラーです。(個人的によく使うのはブルーですが・・・・笑)
(ナガオカケンメイ/D&DEPARTMENT PROJECT)
購入前にご確認ください
- この商品は製造工程で、表面に擦れたような跡、小さな傷や点がついている場合がありますが、使用するのに十分な品質をみとめられた場合、資源を有効活用する取り組みとして良品として扱っております。
ご使用上の注意
- ・耐熱140℃、耐冷-20℃。電子レンジ可(耐熱温度内)。食器洗い機、食器乾燥機の使用は変形のおそれがあります。手洗いがおすすめです。
- ・初めてご使用になる前に、食器用洗剤をスポンジにつけてよく洗い、水気を拭き取り乾かしてからご使用ください。
- ・たわしや、みがき粉で磨くと傷がつくことがあります。
- ・直火・オーブン・グリルなどではご使用にならないでください。
- ・色の濃い食品・臭いの強い食品によっては、容器に色や臭いが付くことがありますが、そのままお使い頂きましても品質上の問題はありません。
- ・製氷など他の用途には使用しないでください。
- ・電子レンジは耐熱温度内で使用可能です。特に下記の事項にお気を付けください。
- -長時間のあたため、700W以上の使用、油分や糖分の多い食品の加熱は本体が変形するおそれがありますのでおやめください。
- -空焚きはしないでください。
- -オーブン機能やスチーム機能が同時に働く電子レンジでは使用しないでください。
- -電子レンジであたためる際、内容物の量や水分量が少ない場合は加熱時間を短めに設定してください。