1661年に創業した京漆器の老舗「象彦(ぞうひこ)」。工芸品としての漆器や蒔絵にとどまらず、日常使いの器やインテリアを手がけたり、海外企業やクリエイターとの協働も。蕾カップは、お茶はもちろん、お酒、スープ、アイスクリームなどを入れてもよし。自由度の高いフリーカップです。
STORE ORIGINAL PRODUCTS
漆そのものの色味を活かしたベージュのような白い漆器。
京都店スタッフ 岩橋
1661年創業、京漆器専門店「象彦」とD&DEPARTMENT別注カラーの蕾型のカップです。「象彦」の定番としてすでにあった蕾カップを、D&DEPARTMENTのオリジナル版として開発していただいた商品です。オリジナル商品の製作を依頼した当初、ナガオカさんの希望としては「全面真っ白で、コロンとした蕾カップを作りたい」という思いがありました。しかし、漆そのものが生成りがかった色味をしている為、どうしても真っ白を出すことには限界があり、漆で真っ白な色は作れないということを知りました。職人さんにも色々な方法を試していただきながら、希望の色に近づけて頂いた結果、ベージュのような白い漆器が完成しました。私たちはこのやわらかな色みも「白」として扱っています。外側のdのマークは蒔絵で施してもらっています。コロンとしたかわいらしいフォルム、手の中にすっぽりと収まる蕾カップは、飲み物はもちろん、アイスクリームやお菓子などを入れる小鉢として使うのにもおすすめのサイズ感です。白漆は時間が経つとより白く変化していく特徴があります。日々使いながらの色の変化も楽しんで使ってみてください。