つづくをたべるレシピ 白だしつゆ「季節のおひたし・秋」

日本には数多くの在来野菜があり、その土地に根付いた季節ごとの野菜の種を農家が受け継いできました。旬の季節にたくさん収穫する野菜を余すことなく食べることが生きることであり、その土地の郷土料理として伝わってきました。四季のうつろいを、野菜が主役となる「白だしつゆ」のおひたしにして味わうレシピです。

素材の味を活かせるのは「白だしつゆ」だからこそ。3つの基本の調理方法で一年中楽しめます。

●茹でる・蒸す 「かぼちゃのおひたし」
●煮る 「きのこの煮びたし」
●揚げる 「里芋の揚げびたし」

 

●茹でる・蒸す
かぼちゃのおひたし

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材料(2人前)
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◯カボチャ 1/4個(約360g)
◯白だしつゆ 大さじ3
◯水 1カップ

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作り方
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1. カボチャはワタを取り、皮をピーラーで所々むき、一口サイズに切る。
2. 蒸し器でカボチャを蒸す。竹串を刺してすっと通る柔らかさになればOK。
3. 鍋に「白だしつゆ」と水を入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止める。
4. 蒸しあがったカボチャを保存容器に移し、3.のだしつゆを注ぐ。浸す時間は30分から一晩でもお好みで。一晩浸すと味がよく染み渡ります。

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メモ
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*煮崩れやすいカボチャは、蒸してからだしつゆに浸けることで、崩れずしっとりとした食感を楽しめます。

 

●煮る
きのこの煮びたし

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材料(2人分)
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◯お好きなきのこ 2pc(約200g)
◯白だしつゆ 大さじ3
◯水 1カップ

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作り方
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1. きのこは石づきを切り落とし、一口大のサイズに切る。
2. 鍋に材料を全て入れて弱火にかける。きのこがしんなりしてきたら菜箸で上下を返す。
3. きのこがくたっと煮えたら火を止め、粗熱がとれるまで冷ましたら出来上がり。

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メモ
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*だしつゆと一緒に煮ることで、きのこの旨みが煮出されて煮汁も美味しくなります。蓋をして蒸し煮にしても良いです。

 

●揚げる
里芋の揚げびたし

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材料(2人分)
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◯里芋 小さめ8個(約300g)
◯白だしつゆ 大さじ3
◯水 1カップ

◯片栗粉 適量
◯揚げ油 適量
◯おろし生姜や大根おろしなどの薬味 お好みで

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作り方
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1. 里芋は洗って土を落とす。水から茹でて、竹串を刺してすっと通る柔らかさになればOK。
2. 茹で上がった里芋の皮を剥き、サイズが大きければ一口大に切り、バットに並べて片栗粉をまぶす。
3. フライパンに油を2センチほどの深さまで入れて弱火にかける。菜箸を入れて箸先から小さな泡が立つようになったら里芋を入れ、菜箸で上下を返しながらきつね色になるまで揚げる。
4. 鍋に「白だしつゆ」と水を入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止める。
5. 揚げた里芋をお皿に盛り、4.のだしつゆを注ぐ。
6. おろし生姜や大根おろしなどの薬味を添えて、出来上がり。

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メモ
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*里芋は揚げることでほっくりむっちりした食感を楽しめます。
*少なめの油で揚げ焼きにすることもできますが、焼き色がムラになりやすいので注意しましょう。

 

このレシピで使われている商品

白だしつゆ ~d47食堂のいりこ出汁つゆ~
47都道府県の郷土料理を紹介するd47食堂が開発した、家庭の料理が楽しくなる万能つゆ。小麦と塩と焼酎のみでつくる日東醸造の「しろたまり」をベースに、d47食堂の味の基本となるいりこ出汁が風味豊かに香ります。

商品ページはこちら d47食堂の味を家庭で 黒だしつゆ・白だしつゆ >