プロダクトデザイナーの柳宗理がデザインした清酒グラスです。ひとめで日本酒用のグラスだとわかるデザインを目指し、およそ2年の月日をかけて完成させました。日本酒の口当たりをひき立たせるために、縁は丸く厚く作られています。指の形に沿った滑らかな曲線と、安定感のある高台が特長です。徳利を使う時は小(60ml)が、瓶から直接注ぐには大(110ml)がおすすめです。
柳宗理(やなぎそうり)
1915年、民藝の指導者である柳宗悦の長男として東京に生まれる。東京芸術大学油絵科を卒業後、坂倉準三事務所を経て1952年に柳デザイン研究会を設立。「使われるための美しい形」の創造を目指しており、模型づくりや試作品の使用を経たのちに図面を製作する点が特徴である。東京オリンピックの聖火台やトーチ、競技場の椅子から家具、テーブルウエア、自動車、橋と、様々なもののデザインを手がける。
※ガラスの性質上小さな気泡などが見られる場合がございます。