D&DEPARTMENT PROJECT
株式会社萱澤商店/saredo
「d design travel NARA」で出会った「saredo」、彼らの持続可能なものづくりへの取り組みに D&DEPARTMENT が共感し、一緒に靴下づくりを行うことになりました。萱澤商店は、1948年に奈良県大和高田市で創業した糸の卸会社。現在、取締役営業部長を務める萱澤有淳さん・良子さん夫妻が、2014年に立ち上げたブランドが「saredo」です。定番商品のリサイクルコットンは、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た「落ちわた」を100%使用し、独自の紡績方法で毛足の長い「落ちわた」だけで紡がれます。
株式会社創喜
靴下の一大産地、奈良県広陵町にある創喜は、1927年に靴下製造を始めました。1950年に約140社あった広陵町の靴下工場は、安価な輸入品が大量に流入したことで、現在は約50社になりました。最新の機械化が進む靴下業界で、創喜は人の手による工程の多い30~40年前の旧式の編み機を中心に使っています。創喜の編機で、丁寧に仕上げられる靴下は、新しい機械には出せない表情や履き心地を生みます。