京都・宇治「堀井七茗園」と毎日を少し上質にしてくれる、
やわらかい旨みのあるおいしい宇治茶をつくりました。
覆いを行った栽培により、「覆い香」と呼ばれる独特の香りと熟成したうま味を持つ宇治の玉露。京田辺や宇治白川の良質な玉露を中心にブレンド。身体にすっと染み入る、やわらかい旨味が特徴。日常にも、ちょっとしたおもてなしにも。
玉露(2人分)
1.お湯50cc、おちょこ程度の小さめの湯呑を2つ用意しお湯を入れて器を温める
2.急須に茶葉を6g入れる
3.湯呑に入れたお湯を湯冷ましの器にうつす
4.4回程器を変えて湯冷ましを行い、お湯の温度を約50〜60℃までさげる
5.50〜60℃まで下がったお湯を急須に入れる
6.急須はゆすったりせずそのまま90秒待つ
7.2つの湯呑に濃さが均等になるよう交互に少しずつ入れていく
d47食堂ディレクターのおすすめ!
正直なところ、玉露が持つ強い旨味に苦手意識がある方もいると思います。かく言う僕も、堀井さんの抹茶に出会う前はそうでした。堀井さんと試作をするなかで、旨味の中にも、爽やかなものや、やわらかいものがあることを知りました。そこで、旨味と甘味はちゃんと生きながら、水のようにさらさらと体に沁み込むような味を目指しました。お湯を50度程度に湯冷しする時、器を温める時、お茶が抽出されるまでの時間、お茶を淹れるまでには少しずつ小さな間が生まれます。その間を楽しむことをおすすめします。玉露は、日常の中のちょっと特別な時間をつくってくれます。おもてなしの時にも、お茶を楽しみ、会話を楽しみ、交流することができる時間の楽しみが生まれるお茶だと思います。