名建築家が選びそうなオイルヒーター
使用している人 ナガオカケンメイ(D&DEPARTMENTディレクター)
1.派手なモデルチェンジがない
20年くらい前にリサイクル屋で見つけてから、ずっと使っています。そして、最近の2019年末に一台新品で購入。ほぼ、モデルチェンジもなく、古いものと併用できています。
2.単機能だから故障が少ない
ずっとデザインをほぼ変えずに新品を現代に製造し続けられるのは、これ以上の機能の変更が必要ないということだと思っています。ロングライフデザインな家電は、なかなか存在しませんが、アイロンや扇風機など、単機能なものは、ロングライフになりえます。このオイルヒーターもその一つでしょう。
3.空気を汚さない暖房器具としてオイルヒーターを選びました
あなたが流行をどんどん取り入れる生活者ではないなら、一生使い続けられる質と機能を併せ持った名作を生活に揃えていくでしょう。暖房器具にも流行や即効性などがありますが、ゆったり焦らずじわっと暮らすには、エアコンや石油ストーブなんかも良いでしょうが、僕はすぐには暖かくなりませんが、生活の風景としてオイルヒーターの機能「圧倒的に空気を汚さない」「乾燥させない」が好きです。
DBKはドイツの電熱機器部品メーカーで、1960年代に世界で初めて移動式のオイルヒーターを開発しました。日本での発売は1985年。それから30年以上大きくデザインを変えずに作り続けています。ドイツのメーカーのものでも中国製のオイルヒーターが増えていく中、ドイツ製をいまだに貫いています。オイルが他社中国製のものに比べて多く注入されており、より均一な表面温度を実現しています。壊れにくいシンプルなつくりでありながら、基本的な安全機能やコード収納ボックスがついており、安心して快適に使うことができます。