d SCHOOL わかりやすい民具 -月桃コースターをつくる会-

沖縄県北部の瀬底島で、島の暮らしの知恵を次世代に伝える活動を行っている「島遊舎（しまあしびしゃ） かぁらんや～」の比嘉忠さん、京子さんご夫妻。島の人々が生きるために使ってきたカゴやザル、扇などの民具の歴史や、民具から見える島特有の文化を、実際に製作されている民具を通して学ぶことができます。使う人が減ることで、素材や作り手も減少している沖縄の民具。そのものづくりに込められた思いを大切にし、日々研究と発信を続けている比嘉さんの活動を通じて、さまざまな角度から民具を学ぶワークショップを開催します。

今回は、比嘉さんご夫妻を講師にお招きし、「月桃コースター」を作るワークショップを開催します。沖縄に自生している月桃は防菌、防カビ等の役立つ成分が含まれていることから、沖縄で昔から生活に取り入れられている植物です。そんな月桃についてのお話や、生の月桃を使った紐づくりなど、民具の基礎についても学びます。島の素材から作る道具を身近に感じていただけるこのワークショップは、今後も定期的に開催予定です。ぜひご参加ください。

※コースターはお1人様1枚で、サイズは直径約10cmほど。急須やポットの鍋敷きとしてもお使いいただけます。