【満員御礼】スタッフといく、桐生産地見学(群馬県)

「桐生は日本の機どころ」

今回開催するスタッフ向けの勉強会では、群馬県桐生市にある株式会社笠盛と、小林当織物株式会社に訪問。桐生産地は、古くからの織物産地で、着物の反物や帯地などの絹織物、戦後は輸出向けの婦人服地で大きく成長。レーヨンを中心とした多種多様な複合ジャガード織物が特徴です。現代の多様なニーズの変化に応え、最新の技術を用いた織物の開発が盛んに行われた地です。
私たちスタッフは、産地に出向き、つくり手の言葉で現場の話をきき、そこでひとりひとりが感じることこそ、本当に伝えていくべきことだと考えています。今回は、産地やテキスタイルに興味がある方、日本のものづくりについて、ご自身の五感を使って感じたい方には、ぜひご参加いただきたいです。ともに現場に赴き、同じ景色を共有する中で、それぞれの環境の中で「わたしたちは何をするべきなのか」見つめる機会になれば幸いです。

株式会社笠盛との関わり
笠盛さんには、年に2回行われるd&RE WEARナンバリングの刺繍を施していただいています。染める服に1点1点刺繍をしていだくことで、お預かりした服の識別ができ、d&RE WEARのプロジェクトを実現することができました。見所は、刺繍の技術力。緻密なプログラミングと職人の手仕事が融合した「立体刺繍」をはじめ、笠盛のジュエリーブランド「トリプル・オゥ」では、世界で唯一の特許製法で、1本の糸から立体的なジュエリーを生みだしています。

小林当織物株式会社との関わり
2014年からスタートしたLIFESTOCKのプロジェクトで、多種の織糸の組み合わせによって生まれた立体的なカットジャカードをはじめ、上質なヴィンテージ生地を使わせていただいています。見所は、創業当時からの5万点におよぶ多彩なサンプル生地を保管した資料室。莫大な資料を元に、あらゆるリクエストに答えてきた実績があり、桐生産地の中でも有力で存在感のある機屋さんです。

 

【当日の流れ】

現地集合、現地解散、見学場所への移動は各自となります。

本勉強会は、自家用車でのご参加を推奨します。

 

集合場所: 笠盛(群馬県桐生市三吉町1丁目3-3)→Map
◯10:15 笠盛 玄関前集合

◯10:20 ごあいさつ

◯10:30 笠盛本社見学

移動
*車で5分
*徒歩20分(1.7km)
*可能な限り、車での移動をお願いいたします。

◯11:35 (株)笠盛 KASAMORI PARK見学(群馬県桐生市新宿3丁目4-7)

移動
*車で9分
*徒歩35分
*可能な限り、車での移動をお願いいたします。

◯13:00 お昼休憩
*昼食代は各自でご負担ください。

移動
*車で2分
*徒歩9分

◯14:00 小林当織物見学(群馬県桐生市仲町1丁目4-29)

◯15:15 振り返り

◯16:00までに解散
※上記の流れは目安です。当日の状況によって流れが変更になる場合がありますので、あらかじめご了承いただけますと幸いです。

 

【集合場所「笠盛」までに推奨交通手段】
◯自家用車
笠盛さんに駐車場がございます。

◯電車
JR東部桐生線「新桐生駅」より徒歩25分(1.7km)

◯レンタカー
新桐生駅から徒歩3分「トヨタレンタカー新桐生駅前店」(240m)

 

【満員御礼】スタッフといく、桐生産地見学(群馬県)

日程
2024/09/11(水)
時間
10:15~16:00
場所
群馬県桐生市 Map 群馬県桐生市
参加費
無料
定員
若干名(ロングライフデザインの会の会員のみ)

●お申込み方法:Web/店頭
●受付期間:2024年8月27日(火)~2024年9月2日(月)
●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店) 水・木定休日 12:00~18:00

●当日は現地集合・現地解散となります。
●見学場所の移動は各自でタクシーまたは自家用車等でお願いいたします。
●スケジュール、解散時間は前後する場合があります。

【①「ロングライフデザインの会」会員メンバー】
<対象の方>
・D&DEPARTMENT PROJECTが運営する会員組織「ロングライフデザインの会」会員の方
申し込みはこちらから
【②「ロングライフデザインの会」への入会】
参加費:11,000円~(税込)
・D&DEPARTMENT PROJECTが運営する会員組織「ロングライフデザインの会」への入会

「ロングライフデザインの会」は、私たちの活動に賛同いただけるみなさんからの支援を、年会費の形で頂戴する会員制度です。長く続くものやことにある背景に目を向け、そこにある本質を学ぶ勉強会などにご参加いただけます。

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株式会社 笠盛

1877年(明治10)、群馬県桐生市に帯の織物業として創業。1960年代に刺繍業に転身。その後独自技術「カサモリレース」を開発。その技術を応用し、刺繍アクセサリーブランド「トリプル・オゥ」が2010年に誕生。最新鋭の刺繍機と熟練の職人との融合により、高い技術力をベースに高品質でユニ―クな製品を生み出している。

小林当織物 株式会社

1920年創業し、和装からはじまり、戦後まもなくして服地生産を開始。和装の生地を取り入れた生地、天然素材のコレクション、多種の織糸の組み合わせによって生まれた立体的なカットジャガードなど、上質な素材の多彩なテキスタイルをうみだしつづけている。