鬼おろしで、郷土料理「江戸時代のしもつかれ」をつくろう

d47 MUSEUMにて開催中の企画展「NIPPON UMAMI TOURISM」の関連企画として、料理をつくるために欠かせない「道具」を主役に、料理家の樋口直哉さんとすし作家の岡田大介さんをお招きし、江戸時代からかたちを変えながら現代に伝わる郷土料理や、地域に受け継がれる郷土ずしにスポットを当てます。道具と郷土料理の関係を紐解きながら、実際にワークショップを通じて体感してみましょう。

 

栃木県に伝わる郷土料理「しもつかれ」。歴史は古く江戸時代から続く料理で、そのかたち(レシピ)は時代の流れによって変化しながら現代に伝わっているというユニークな郷土料理。そして「鬼おろし」は、竹でできた荒い目でザクザクすりおろすことで大根の食感がほどよく残される「しもつかれ」づくりに欠かせない道具。料理家の樋口直哉さん曰く「江戸時代初期のしもつかれは今よりもっと美味しい」とのこと。あまり知られていない「しもつかれ」の歴史と魅力を教えていただきます。

 

※ワークショップで使用する「鬼おろし」はお持ち帰りいただけますので、ご自宅でもぜひつくって楽しんでください。

 

「ロングライフデザインの会」会員のみなさまには特別価格にてご参加いただけます。

 
「ロングライフデザインの会」の詳細はこちら→ロングライフデザインの会
●お問合せ:club@d-department.jp(ロングライフデザインの会 事務局)

鬼おろしで、郷土料理「江戸時代のしもつかれ」をつくろう

日程
2024/9/8(日)
時間
13:00~14:30
場所
d47食堂(渋谷ヒカリエ8F) Map d47食堂
参加費
¥4,500(税込) ※道具付き
定員
26名

●お申込み方法:Web/店頭/お電話
●お問い合わせ:03-6427-2303(d47食堂)

※お客様都合によるお申し込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりませんので、予めご了承ください。
※小学生以下のお子さまのご参加も可能です。保護者同伴にてお申し込みください。お申し込みの際、備考欄にお子様の人数と年齢をご記入ください。

【当日の持ち物】
・エプロン
・手拭きタオル、ハンカチ、手拭いなど
※髪の長い方は、ヘアゴムやヘアクリップなどをお持ちください。
※調理器具や食材はこちらでご用意いたします。

d47 MUSEUM「NIPPON UMAMI TOURISM」関連企画
d47 MUSEUM第34回企画展「NIPPON UMAMI TOURISM」は「うまみ」をキーワードに、47都道府県の郷土料理と、その保存会や農家などのつくり手、老舗の飲食店まで、食文化を伝える活動を合わせてご紹介することで、日本各地の食の風景を感じていただく展覧会です。そんな展覧会をさらに深く、さまざまな視点で紐解くイベントを開催いたします。

NIPPON UMAMI TOURISM TALKイベント一覧

【終了しました】○DAY1 6/15(土)「風土を伝えるメディアの役割とこれから」
【終了しました】○DAY2 7/5(金)「海藻食文化日本」
○DAY3 8/25(日)「発酵でつながる、自然と文化」
○DAY4 9/8(日)郷土料理を道具から考える
登壇者プロフィール
ゲスト|樋口 直哉(ひぐち・なおや)
作家・料理家。1981年生まれ。
服部栄養専門学校卒業後、料理教室勤務や出張料理人などを経て、2005年『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞し、作家デビュー。作家として作品を発表する一方、全国の食品メーカー、生産現場の取材記事を執筆。料理家としても活動し、地域食材を活用したメニュー開発、漫画の監修なども手がける。 主な著書として小説『大人ドロップ』(2014年映画化)『スープの国のお姫様』、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』、料理本『新しい料理の教科書』などがある。

note 樋口直哉(TravelingFoodLab.)
Instagram 樋口直哉 (@nao81519)
聞き手|岡田 大介(おかだ・だいすけ)
すし作家。1979年生まれ。すし職人歴27年(2024年現在)。
これまでのすし職人としての経験や知識をいかし、生きものが食べものになるまでを突き詰めるために、釣り、素潜り、スキューバーダイビングをして、食材のホームグラウンドに入り込み、現在は「すし作家」として海、魚、すし、海藻にまつわる様々な活動をしている。長年、ブログやSNSで発信し続け、料理人の新しい働き方を、体を張って日々探し続ける2児の父。『やりたいことは、やってみる。』これが岡田大介の基本理念です。

HP 酢飯屋
Instagram すし作家 岡田大介 (@okadadaisuke_sumeshiya)
NIPPON UMAMI TOURISM
東京・渋谷のd47 MUSEUMで開催される「LONG LIFE DESIGN」展。第三回目となる今回は「うまみ」をキーワードに、47都道府県の郷土料理と、その文化を伝える活動から、食のLONG LIFE DESIGNを考えます。日本を発祥とし、今や世界共通語となっている「UMAMI」を、味覚としてのうまみを指すだけではなく、それが生まれた背景も含めて語られるべきものととらえ、その土地で生きる知恵として受け継がれてきた、それぞれの風土に繋がる47の「うまみ」を通して、各地の食の風景を感じていただく企画展です。

会期:2024/4/26(金)~9/15(日)
会場:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
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