わかりやすい水資源

「水資源」について、自分たちで井戸の掘り方を学び「生活と水」についてを学び直そう!

D&DEPARTMENT SAITAMAでは、ロングライフの本質価値に迫るため、過去に「わかりやすい新電力」で電力について学び、「わかりやすい自然栽培」で年間を通じて自然栽培での農作物を育て、その種取りを学ぶ会を開催しています。生きるための インフラとも言える学びのシリーズとして、今回は水資源をテーマに掲げ荒川沿いの肥沃な土地を利用して、熊谷の「生活と水」について、そして「井戸掘りの仕方」について学びます。
熊谷市は、利根川と荒川が最接近している、いわゆる水の街であり、地下水が豊富な街であります。そこで、実際に井戸の掘り方を学び、原始的な水資源の確保方法を学びます。家の庭に井戸があるのは、すでに昔の話となり、井戸を見たことも使ったこともない人も増えているでしょう。当たり前に蛇口をひねると出てくる「水」が、かつてはどのように確保されてきたのか、今後の生活の周りの当たり前を、更に興味深く、かつてはどうであったか?と考えるきっかけになればと思います。
今回は2名の講師をお招きいたします。まずは、d design WORKSHOP KUMAGAYAで「水と熊谷」の記事を書いた、熊谷市立図書館 学芸員の大井教寛氏。大井氏からは、2大河川に挟まれた地理的な側面から、「水」と共に育まれた熊谷の文化と歴史についてを学びます。熊谷の「水」資源について学ぶことが、熊谷のルーツを紐解き、熊谷の継承すべき「ロングライフデザイン」に繋がっていくでしょう。そして、ミツバ総建の島村佳典氏。島村氏には、①DIYでも行える打ち込み井戸の掘り方の説明②手押しポンプやエンジンポンプでの通水の仕方についてやり方を伝授していただきます。

わかりやすい水資源

日程
2022/6/21(火)
時間
13:45~16:45 3時間程度(30分前後します)
場所
PUBLIC FARM Map 埼玉県熊谷市手島215
参加費
¥550(税込)※ワンドリンク付き
定員
15名

●お申込み方法:Web/店頭

●お支払いは当日現地にてお願いいたします。
●キャンセルは、開催1週間前までにお知らせください。
●お問い合わせ:048-580-7316(洋食・喫茶PUBLIC DINERと共用回線)

●当日、雨の場合は室内での開催となります。

水脈と文脈をイメージしながら、THE PUBLICのあるご近所の茂木さんが書いた想像図。私達はこの想像図に思いを巡らせ、過去と未来を行き来する事ができます。これこそが、イメージの力であり、デザインの力だと思っています。
わかりやすい水資源

島村佳典 氏

ものつくり大学卒業。ものつくり大学は、ものづくりで社会を支える「テクノロジスト-技能の分かる技術者-」を輩出している大学。基本的技能と「ものつくり魂」を基盤に据え、そこに科学・技術の知識とマネジメント能力を加え、新時代を切り拓く感性と倫理観を備えた人材の育成をしている。実学を重視し、従来のように理論から入るのではなく、まず現実にものに接し、ものの命を体感、体得し、そこから問題を発見し、自らその解決方法を見出し、自ら企画して製作するというプロセスを大切にしています。
ミツバ総建代表(所在地:群馬県 伊勢崎市)
事業内容:総合建設業 新築、リホーム、その他

わかりやすい水資源

大井教寛 氏

平成4年熊谷高校卒業、平成8年中央大学文学部史学科国史学専攻卒業。卒業時に学芸員資格取得。現在は熊谷市立熊谷図書館副館長兼美術、郷土係長。
2018年発刊した、d design travel WORKSHOP KUMAGAYAでは、市民ライターの一人として、「水と熊谷」の記事を担当。