saredoの糸と靴下

雨量の少ない奈良県では綿の栽培が根付き、そこから大和絣の産地として栄えた奈良県は国産靴下の一大産地となりました。そんな土地で生まれた一軒の糸商、「萱澤商店」。萱澤商店の萱澤有淳さんは、家業であった卸会社で国内の様々な種類の糸を卸すだけでなく、別注の糸を使った商品企画も行ってきました。長年靴下の生産の現場に関わり続けてきた萱澤有淳さんは、落ちわたを100%使用したリサイクルのコットンに出会い、2014年に「saredo-されど-」を立ち上げ、糸の企画から靴下、衣服や帽子などの暮らしの道具を提案しています。

今回の特集では、鮮やかな色味で快適な履き心地の靴下や、風合い豊かな帽子や衣服など多数ご紹介します。また会期中には、すり切れたり穴があいたりした衣類に刺繍をするように補修をする「ダーニング」のワークショップを開催し、自分の手で直して使い続ける体験を通して、saredoが考える「落ちわたを暮しの中に取り入れる」という価値観をみなさんと一緒に体験できればと思います。

saredoの糸と靴下

日程
2024/10/5(土)~11/30(土)
時間
10:00~18:00
場所
D&DEPARTMENT MIE by VISON Map D&DEPARTMENT MIE by VISON

●お問い合わせ:0598-67-8570 (三重店)

\関連企画イベント/
saredoのダーニングワークショップ
2024年10月26日(土)①11:00~13:00/②15:00~17:00[各回2時間程度]


場所:D&DEPARTMENT MIE by VISON
参加費:¥3,300(税込)
定員:各回4名
お申し込み方法:店頭/お電話/web
お問い合わせ:0598-67-8570(三重店)

saredoより萱澤良子さんをお招きし、お客様にお持ち頂いた衣服の穴の空いた部分をsaredoの糸を使って補修していきます。穴が空いてない衣服でも、リメイクするようなイメージでワンポイント糸を差し込んで頂ても大丈夫です。ダーニング用の糸はsaredoの様々な種類の糸の中から衣類に合うカラーや風合いのものを選んで頂けます。ご愛用頂いているsaredoの商品の補修も歓迎です。糸の選び方のポイントや、こだわりなどのお話しをいただきつつ、じっくりとダーニングに取り組む特別なワークショップです。
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saredoの糸と靴下

株式会社萱澤商店/saredo

萱澤商店は、1948年に奈良県大和高田市で創業した糸の卸会社。取締役を務める萱澤有淳さんが企画・開発を担当し、奥様の良子さんがデザイナーとして携わるブランド「saredo」を2014年に立ち上げ。定番商品のリサイクルコットン糸は、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た「落ちわた」を100%使用し、独自の紡績方法で紡がれています。