東京 HARIO Lampwork Factoryのアクセサリー

1921年、東京・神田にて理化学用のガラス器具メーカーとして創業した「HARIO」。ビーカーなど理化学器具の他、コーヒー用具や電子レンジ用調理器具など、耐熱ガラスの特性を生かした製品も幅広く製造しています。

創業当時はひとつひとつ手作業で食器や理化学器具を作っていましたが、時代と共に機械化が進んでいきました。そんな中、「原点に立ち返り、職人が丹念に作った作品を届けたい」という思いと、東日本大震災で巨大な電気炉が止まったことがきっかけで誕生したのが「HARIO Lampwork Factory」でした。技術さえあればバーナーと最低限のスペースで始められるバーナーワークだからこそ、被災地をはじめとする全国各地に生産拠点を構えることで雇用創出の役割も担っています。

 

耐熱ガラスは繊細な加工ができ、他のガラスよりも軽いという特長をもっています。もし割れてしまっても修理が可能。今回は、「HARIO Lampwork Factory」の成り立ちも含めた魅力と、高い技術をもつ職人の手仕事によって命を吹き込まれたガラスのアクセサリーをご紹介します。

東京 HARIO Lampwork Factoryのアクセサリー

日程
2024/6/27(木)~7/30(火)
時間
10:00~20:00
場所
D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA Map 鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F

●お問い合わせ:099-248-7804(鹿児島店)

次世代につなげるガラス加工技術
創業から100年以上、ガラスの技術を磨き続けたHARIO。今では工場内に人の姿も少なくなるほど、高度な技術力をベースに機械化が進んでいます。その一方で、人々の探究心や向上心を育み、“手仕事”であったガラス加工技術の原点を伝えていこうという「HARIO」の思いから設立された工房。アクセサリー作品を通して、改めてガラス素材の面白さに触れることができます。
耐熱ガラスならではのアクセサリー
耐熱ガラスは伸ばす・繋げるなど加工がしやすいという特徴があります。そのためシンプルで繊細な、様々なデザインをつくることができます。また、通常のガラス製のアクセサリーに比べて耐熱ガラスは軽く、重さのストレスなく日常使いできます。
割れてしまっても修理できます
ガラスでできたアクセサリーなので、強い衝撃が加わると破損してしまう場合もありますが、加工のしやすい耐熱ガラスは修理することが可能です。気軽に付けたいアクセサリーだからこそ、アフターケアもしてくれると思うと安心して身につけられます。
東京 HARIO Lampwork Factoryのアクセサリー

HARIO Lampwork Factory

1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIOが職人の手仕事技術の継承のためにつくりはじめたガラスのアクセサリー。東京・日本橋と全国6箇所の工房で、ひとつひとつ手作りでつくっています。もし割れてしまった場合は、お直しもできます。

東京 HARIO Lampwork Factoryのアクセサリー

HARIO株式会社

創業1921年。創業当初から一貫して耐熱ガラスの企画・製造・販売をおこない、日本で唯一工場を持つ耐熱ガラスメーカー。創業時は、理化学品を製造販売。戦後、耐熱ガラスの特性と理化学品で培ったガラス加工の技術を生かし、コーヒーサイフォンの製作に着手し、家庭用品分野に進出。現在では、コーヒー関連器具やティー関連器具、電子レンジ用調理器具などのキッチンウェアから、アロマ、ペット用品と幅広いアイテムを展開。工業用ガラスとしては、80年代から、自動車用照明レンズの分野にも進出しています。