カリモク60  日本の木とKチェア

国産材使用の限定Kチェア、始まります。

日本は森林率約67%の、世界有数の森林国です。しかし、木材自給率は約40%と、他国と比べて低く、自国の資源を有効活用できていません。日本の木材自給率が低い理由には、多種少量の森であることが一つの要因としてあげられます。南北に気候の幅がある日本は樹木が約12000種と多種目ですが、家具や建材として利用される木種は少なく少量で、企業の需要に対して一定量の供給ができません。国産材が使用されないことで、林業は衰退し、荒廃した森林は台風の被害や大雨による土砂災害が増えています。水も空気も住む場所も私たちの生活は森によって成り立っています。健康的な森林を育てるために、適切な木材の活用、国産材を使うことで日本の林業に貢献する必要があるのです。

 

カリモク家具は、日本全国30カ所の森で約60種類の木材を調達し、多種多様な木材を無駄なく使い切ることができる数少ない企業です。一般的に家具作りに不向きとされる檜などの針葉樹や、丸太の末口径が25cm未満の小径木なども家具づくりに活用し、森の多様性を維持しながら持続的に家具を生産しています。

 

期間中は、楡、欅、楓、栗の普段お選びいただけない国産材4樹種から、17種の張地の組合せをお楽しみいただける、実店舗限定パターンオーダーをご用意。カリモク家具の目指す、多種多様な木材を活かした家具作りで日本の森を考える限定Kチェアの企画、この機会に是非ご参加ください。

右:楡(ニレ)× モケットグリーン 左:欅(ケヤキ)× スタンダードアイボリー

右:楓(カエデ)× サンフラワー 左:栗(クリ)× タープブルー

 

 

 

 

カリモク60 日本の木とKチェア

日程
2024/05/25(土)~2024/12/22(日)
時間
12:00~18:00 水・木曜定休
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO

●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

楡(ニレ)
原材料の主な産地は北海道産・岐阜県産のものを使用。黄白色から淡褐色の色味で手触りが良い木目は真っ直ぐで美しくのが特徴。粘りがあり曲げ加工がしやすい為、楽器の材料として、和太鼓・ギター・オカリナ等に使われています。

Kチェア 1シーター:55,990円(税込)~
Kチェア 2シーター:87,450円(税込)~
欅(ケヤキ)
原材料の主な産地は岐阜県産・岡山県産のものを使用。日本を代表する巨木で、強度と耐久性に優れており、歴史ある神社や仏閣などにも多く使用されています。年数が経過していくにつれて色が濃くなっていき、味のある濃いオレンジ色のような風合いが楽しめます。

Kチェア 1シーター:55,990円(税込)~
Kチェア 2シーター:87,450円(税込)~
楓(カエデ)
原材料の主な産地は北海道産・岐阜県産のものを使用。木肌が爽やかな明るい色調で赤みがかった褐色。手触りが良く、木目の不規則さが特徴。耐久性や強度に優れ、さらには加工がしやすい樹種もあることから、様々な用途に対応できる木材のひとつです。

Kチェア 1シーター:55,990円(税込)~
Kチェア 2シーター:87,450円(税込)~
栗(クリ)
原材料の主な産地は岐阜県産・長野県産のものを使用。木目は細かく直線的でところどころに波状の木目も見られます。淡い黄色や茶色がかった色味は年々、深みが増していきます。重厚で強く、耐湿性、耐久性が高い為、建材用の土台や、漆器生地、彫刻材としても使われています。

Kチェア 1シーター:55,990円(税込)~
Kチェア 2シーター:87,450円(税込)~
自分好みのカリモク60をオーダーしよう
店舗限定・パターンオーダー
カリモク60をもっと楽しみたいという声から誕生したパターンオーダー。定番品のカラー以外に、お好みの「木部」5種類×「張地」17種類の組み合わせからオーダーができます。豊富なバリエーションから納得のいく組み合わせをじっくりと選び、あなただけの1台をお作りします。

→ カリモク60 パターンオーダーの詳細はこちら
Kチェアを長く使い続けるためのD&DEPARTMENTの取り組み
Kチェアの魅力は、余計な装飾が徹底的に削ぎ落とされた無駄のないデザインとノックダウン方式(組み立て式)。経年変化で味の出ている木部を生かし、傷んだ座面だけ取り替えるという「直しながら育てる」感覚を楽しむことができます。D&DEPARTMENTでは、Kチェアに込められたカリモク家具のものづくりの姿勢に共感し、愛着を持って長く使い続けられる工夫を、商品開発やデザインリサイクル活動を通じて、みなさんと一緒に取り組んでいます。

→特集|カリモク最初の家具、Kチェア。

着せ替え感覚で、自分だけのKチェアに
オリジナル「SEAT COVER」誕生!
長く続いているものにユニークな視点を加え、機能性も備えたD&DEPARTMENTオリジナルのシートカバーができました。日本各地の生地産地に保管されていた上質な生地を中心に、さまざまな種類が並びます。長く使い続けられるものだからこそ、自分だけの楽しみ方を見出し、愛着を持って使い続けて欲しいという思いから開発しました。

品揃えは店舗ごとに異なります。詳細は東京店スタッフまでお問い合わせください。
直して使う面白さを提案
K chair recycled by D&DEPARTMENT
経年によりそのまま使用するのが難しくなってしまったUSEDのKチェアを引き取り、パーツ交換ではなく、フルリペアし、再販売するプロジェクト。Kチェアを長く使う上で、廃棄されてしまう「シート交換」ではなく、より環境に配慮した「張り替え」という方法が、今後選択肢の1つになればという思いで取り組んでいます。

→ blog archive|「K chair recycled by D&DEPARTMENT」について
カリモク60  日本の木とKチェア

カリモク家具

1940年、愛知県に創業。戦前戦後を経て、ミシンのテーブル、ピアノの鍵盤、テレビの木枠などを生産し高度な木工技術を身につける。その後アメリカの輸出家具用に木肘の生産を開始し、家具製造の技術を習得。60年代に入り初めて自社製品としてKチェアを製造する。その後も次々と新しい家具を作り、2002年には60VISION第一号企業としてカリモク60を立ち上げる。現在は海外への出店も意欲的におこない国内外を問わず活躍を続けている。

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