d SCHOOLわかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】

日本固有の野菜を未来へ繋ぐことは、未来の日本の食を守ること。

関野幸生氏から自然栽培を学んでいくうちに、日本固有の野菜たちがどんどん失われていることに気づきます。在来種の種をつなぐことの難しさも理解しつつ、できるだけ日本固有の野菜とそれらの本物の味を後世へつなぐために自分たちができることは何か?を考え、小さなことからコツコツと行動を起こすことが大切です。そんな中、今年の特別講義には、埼玉県日高市で自然栽培でごまを育てている「香胡園」の鈴木香純さんを講師にお招きいたします。実は、国産ごまの自給率は、すでに0.1%以下となっており、国産のごまを食べることは本当に貴重な状況になっています。そのような状況を変えようと、立ち上がり、日高産のごま、それも「金ごま」の栽培を21歳で1人で始めた鈴木香純さんから、栽培のきっかけや経緯、現在の取り組みの様子、今後の活動についてお話をうかがいます。会の途中からは、関野塾の講師である関野幸生氏と、埼玉店オーナーで、飲食店や農泊施設の運営もする加賀崎勝弘が入り、3名でのクロストークイベントを開催いたします!

d SCHOOLわかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】

日程
2025/2/18(火)11:00~12:00
時間
11:00~12:00
場所
THE PUBLIC Map 〒360-0121 埼玉県熊谷市手島215
参加費
詳細は下記をご覧ください。
定員
20名程度

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:048-580-7316(PUBLIC DINER、 埼玉店共有回線)

※9:00~11:00は、「d SCHOOLわかりやすい自然栽培塾 関野塾」の最終回となり、交雑対策の簡易ビニールハウスづくりを行う予定。
自然栽培塾もご参加希望の方は9:00スタートになります。

【参加費】関野塾3期生は不要
【講義のみ単発参加の方】ランチ付き¥2,200(税込)/ランチ無し¥1,100(税込)
【関野塾を含む単発参加の方】ランチ付き¥6,600(税込)/ランチ無し¥5,500(税込)
※お支払いは、現金、クレジットカード、交通系ICで承ります。
※キャンセルについて:ランチ付きをお申込みされた場合は、3日前までにご連絡ください。
それ以降は、100%のキャンセル料が発生いたします。

当日は、鈴木香純さんの金ごまの販売も行います!

d SCHOOL わかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】国産の金ごまと、農と食の未来
2025/2/18(火)11:00~12:00(延長あり)
申し込みはこちらから
d SCHOOLわかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】

鈴木香純(すずき かすみ)

1994年東京生まれ。高校時代に拒食症になったことで食や農に関心をもつようになる。自分に自信をもてず、ストレスも重なり、のちに過食症も発症し、摂食障害に苦しんだ経験を持つ。この体の不調をきっかけに、食生活を見直すようになり、次第に、食べものをつくる側、農業に興味が湧くようになった。アルバイトと両立しながら栽培できる作物は何だろうと考える中で、行き着いたのが「ごま」だった。2016年、自然食品関連会社のアルハ?イト時代に、会社所有の耕作放棄地て?金こ?まの自然栽培を開始。2017年より3年間専業でごま栽培に従事。2020年2月独立、6月日高市認定農家に認定。現在は埼玉県日高市で、金こ?まの生産およひ?商品開発・販売に取り組む。

d SCHOOLわかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】

関野幸生(せきの ゆきお)

1971年、埼玉県富士見市に農家の長男として生まれ、高校を卒業後、いくつかの職歴を経て30歳を前に家業を継ぐ。今年で農家24年目になり、初めの1年目は一般的な栽培を行っていたが、お客様に対して、胸を張れるような、また自信を持って買っていただけるような作物を提供したく、無農薬栽培を始めるものの、なかなかうまくいかず悪戦苦闘。そんな時、無肥料自然栽培と出会い半信半疑で始め今年で22年目となった。一切の肥料を与えられることのない畑では本人の心配をよそに、多少の問題あるものの、現在では、作物がスクスクと育っている。今なお自らも学び、無肥料自然栽培に邁進。無肥料自然栽培普及団体nico会長。

d SCHOOLわかりやすい自然栽培 関野塾 【特別編】

加賀崎勝弘(かがさき かつひろ)

熊谷市生まれ。1997年、博報堂に就職するも「キャッチコピーで世の中を動かす仕事」に疑問を感じ、2001年に退職。両親が営む地元の食堂を継ぐ。家族連れや若者も来る食堂を目指し、メニューや内外装を変革。有機野菜や地元食材を取り入れた料理を提供。現在では、市内6店舗の飲食店と日用品店、ゲストハウスを運営する。関野幸生氏の出会いから、2022年3月より荒川沿いの耕作放棄地を利用した自然栽培塾をスタート。県内・県外からの塾生とともに、固定種野菜を未来につなぐ活動をしながら、飲食店舗でも収穫した自然栽培の野菜を使い、お客様に本物のおいしさを届けている。